軽量鉄骨天井下地(軽天)の組み方

※インサートから野縁受けハンガーを吊るす新築工事での軽天下地の組み方の説明となります

  • ダブルナットの締め方:①左右の手でスパナをハの字になるように持つ②ナットを締める場合は右手が手前に左手を奥にして両手を絞る③ナットを緩める場合は左手が手前に右手を奥にして両手を絞る
  • 野縁は壁際とボードのつなぎ目がダブル野縁で配置し、シングル野縁は@303ピッチで見込み、スタッド間距離から10mm減じた長さで切断する
  1. 野縁の下端高さを計算して基準水平墨からの高さをスタッドに墨付けする
  2. インサートにねじ込む全ネジボルトは野縁から出ない長さで用意する(概ね、スラブから野縁高さまでのより50mm減じる)
  3. 野縁受けハンガーが野縁の上端(野縁下端より約20mm上がり)に合うようにハンガーの金物を留め付ける(野縁受け金物はダブルナットで締めて留めるが、後で高さ調整が出来る様に仮に手締めで留め付ける)
  4. 野縁受け金物の高さが仮決め出来たら野縁受けを渡して野縁受け金物ハンガーにはめ込む(野縁受けハンガーに野縁をはめ込む際は野縁受けのCチャンが開いている方がハンガーの爪の向きに来るように入れると入りやすい)
  5. 野縁受けを固定したら、必要な野縁の採寸と切断を行う。
  6. 切断した野縁を引掛け金物を使って組付けし、組付け後に位置調整を行う(引掛け金物は野縁受けに対して転び留めの為爪の向きを交互に配置し、爪は角度が90度以下になるようにしっかりと折り込む)
タイトルとURLをコピーしました