グラインダーと高速切断機(高速カッター)

※事業者は、労働安全衛生規則第36条第1号に掲げる業務のうち、自由研削といし(=グラインダーおよび高速切断機)の取替え又は取替え時の試運転の業務に労働者を就かせるときは、安全又は衛生のための特別な教育をしなければならないことが義務付けられています。

グラインダー

  • 器具の最高回転数以上の砥石を使用しないと砥石が破損し重大な事故になる危険性がある
  • 砥石を取り替えた際は3分間の、使用前には1分間の試運転を行う
  • グラインダーを扱う際は防護ゴーグル(メガネ)を装着する
  • 作業時に発生する騒音が大きくなる作業時には、耳栓もしくはイヤーマフを装着する
  • 各砥石は使用できる部分が決まっているので、それ以外の部分に部材を当ててはいけない(砥石の破損の原因になる)
  • 仕上げ材を切断する際には8〜9000minの最高回転数のグラインダーを用いた方が綺麗に仕上がる
  • 工業用ダイヤモンド用の薄い刃は使っている間に形が歪むので、刃が無くなるまで器具から刃を外さずに使用するのが良い
  • カーボンブラシは50〜100時間の使用で無くなってしまうので、動かなくなったらカーボンブラシを確認する
  • 電源プラグをコンセントに抜き差しする際はコードではなくプラグ本体を握ること

高速切断機(高速カッター)

  • 砥石を外す際は電源プラグはコンセントから抜き、モータ下のストッパーラッチで軸の回転を固定させ、スパナでボルトを外し、フランジを外して砥石を外す
  • フランジははめる向きがあるので注意する
  • 砥石が回る方向の延長線上には人がいない事を確認しながらスイッチを入れる
  • LGSを切断する際は金属バリで手が傷つくので必ずゴム付き手袋(軍手は不可)を着用する
  • 切断する際は、砥石をゆっくりと材料に当てる(下ろす)
  • 切断位置に対しては左側から切断し砥石の回転方向に体を入れない様にする
  • 材をセットしたら材が水平になるように切断機の台と同じ高さの枕木を入れる
  • 右側に枕木を入れる際は切断した際に材が切断した位置に向かって傾き木口が砥石の側面に当たってしまわないように注意する
  • 材を台の上において万力?で締めたら材の両端を玄能等で叩き砥石に対して垂直になるように調節する
  • コの字のLGSを切断するする際は2本を反対向きに合わせて四角い形を作りながら切断する
  • LGSを切断する際は、材の断面によって切断スピードが変化するので注意する
  • LGSを切った直後は部材が熱くなっているので注意する
  • 切り粉がLGSの中にも溜まるので注意する
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