ソフト巾木の付け方

  1. 接着剤を壁に塗布する前に材を壁に当てて、材料の位置合わせおよび入隅、出隅の処理をおこなう。
  2. 入隅は①コーナー部分でカットする方法と②コーナー部分で折り曲げる方法があるが、ソフト巾木の下端がスカート状に出ているタイプの物は片方の辺のスカート部分を斜め45度にカットして互いが干渉しないように処理する。②のコーナー部分で折り曲げる場合は裏面の上部5ミリ位を残してカッターの刃を軽く入れる
  3. 出隅はソフト巾木を出隅の形にあわせてコーナーを位置だしをしたのちに、裏面を専用の溝切カッターで削り取り、角が出やすいように処理をする
  4. 全周の位置合わせと下処理が終わったら、ソフト巾木用の接着剤を壁に塗って行く。その際に使用するクシ目コテが巾木の高さより幅広の場合はコテを巾木の高さより若干短い程度にカットして、接着剤が巾木高さから飛び出さない様にする。また、接着剤を出しておくコテ板の代用品(CFシートの端材や段ボールの端材)の直線部分には耳が出る形で養生テープを貼っておく
  5. ソフト巾木用の接着剤を壁に塗る際には上記の接着剤を盛ったコテ板の代用品の養生テープの耳部分を壁に下部に押し付けて床に接着剤が付かない様に養生しながら、クシ目コテで接着剤を取り、コテを倒しながら壁に接着剤を塗っていく(コテを倒した方が一回のストロークで塗れる長さが伸びる)
  6. 接着剤に記載のオープンタイムを取ったら、もしくは接着剤が変色するまで乾燥したら、3で位置だしした通りに巾木を貼っていく。なお、この際に浮いてしまう部分がある場合は床用のローラーを用いて浮きを抑える(浮きが治らない場合は軽く剥がしてドライヤーなどで接着剤部分に熱風を当てて接着剤を柔らかくし直して貼りなおすと良い)
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