職業訓練校23週目

101日目:マンション改修施工作業(エアコン据付)

 職業訓練校も残り2週となりましたが、この週はシルバーウィークのため、3日間の授業となります。実習の方はあと2日を使ってエアコンの据え付け作業を、座学での講義の方は建築生産の授業となります。

 エアコンの作業は先週の続きとなり、先週壁に設置板を設置したところまで終わりましたので、この日はいよいよ電気配線→冷媒管のフレア接続→真空ポンプによるエアパージ(真空引き)→試運転となりました。実習の時間の関係で充分な時間を取ってエアコンの実習作業となっており、理論や機構などにも触れつつの作業となり、いつになくのんびりとした空気感の中ですが内容の濃い実習となりました。

102日目:施工総合作業(エアコン据付)

 この日で施工技術を習う実習は最終日となり、昨日に引き続きエアコン据え付けの残り作業となりました。昨日の内に試運転まで完了しているのでこの日は冷媒管のしまい(保護テープ巻き)と測定試験の方法を学びました。特に測定試験に関しては、通常のルームエアコン取付では行わない作業で、業務用エアコンのいわゆる空調工事業者が行うレベルの作業を教わりました。

 それでもエアコン据付作業自体は午前中の実習で早々に終わってしまったため、残りの時間は養生を撤去し実習室の清掃と、これまでの先輩方が同じように余った時間を使って行っていたように実習で使用する治具や台などを廃材を再利用して作成する作業に費やされました。

103日目:施工総合作業(建築生産)

 この日は前回の続きでネットワーク工程表の演習と、あらたに積算(見積り)に関する演習の時間となりました。ネットワーク工程表の方も前回までの2級建築施工管理技士試験対策というよりかは、1級の実技対策にもなり、実務でも使える「山崩し」という一回組んだ工程を修正する手法を学びました。

 午後の積算の授業では、与えられた単価表と図面をもとに、顧客の要望に合わせて実際に数量や面積を拾い見積りを作成し、最終的には原価表と工程表を作成するという即実務で使えるような演習となりました。

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