職業訓練校17週目

この年の夏休みはオリンピック期間に合わせて、7/22~8/9の19日間となっており、17週目は8/10(火)からのスタートとなりました。

74日目:マンションリフォーム技術

(この日は私用により休み)

75日目:建築生産

 この日は終日座学での講義の日で、午前中は前回の続きで建築基準法の中のマンション改修に関わる関連法規の講義と、午後は建築生産と施工に関する講義がありました。

 午前中の法規の講義ですが、前回に続いて防火関連の解説があったのですが内装制限等、火災の起こり方などの法規制の背景や根拠となる部分を詳しく解説して頂き、コンプライアンスの意識が高まりました。

 また、午後の建築生産に関しては建築施工管理技士試験対策的な講義となったのですが、これも短時間で概略で終わってしまうのがもったいない内容で(実際に、施工管理技士試験対策講座の先生として講義するときは時間的にここまで詳しく教えていない、と仰ってました)施工管理を行う際に役に立つ講義内容であったと思います。

76日目:建築設備基本作業(電気)

 この日は終日電気の授業で第二種電気工事士試験の実技対策の実習の3回目となりました。全五回の内の3回目の実習でしたが、3週間ぶりの実習であったので、冒頭に単純な練習課題を解いた後に、実際の課題を解き進めた形のなりました。

 基本的には分からない部分を個別で先生に質問して作業を進めるスタイルで、特に先生からの指示も無いので、めいめいが自分のペースでテキストで問題を見ながら課題を解いていく実習となります。多少は試験対策のテクニックなども教えて貰えるのですが、この授業に関してはホーザンのホームページなどに上がっている動画を見ながらでも自習が可能な授業となっているので、第二種電気工事士の実技試験の受験を考えられている方は、そういった動画も参考にされながら独学も可能かと思います。(自分はそのやり方で実技試験対策の勉強を行いました)

77日目:マンション改修施工作業(床捨て貼り)

 約3週間ぶりの実習室での模擬家屋の実習授業となりました。冒頭は前回の実習で終わらなかった床下の転がし配管の水圧試験を行い、その後に床工事の準備として、基準の水平基準墨(陸墨)出しと仕上げ高さに合わせた際根太高さの墨出し→際根太の切断と軽量下地への留め付け→束立て、と作業を行いました。

 この日の大工工事の作業は、模擬家屋を対象にしているとは言え、作業自体は3ヶ月前に行ったブースの床組作業と基本的には変わらず、反復作業的な内容となりました。3か月前の作業の時には墨出しをいい加減に行ってしまい後々苦労したので、今回は集中しながら作業を行ったつもりだったのですが、それでも際根太取付の際にクランプで仮固定する作業で強固に固定出来ていなかったため、ビス打ちの際に際根太がずれてしまい、数ミリ誤差が生じてしまったのが反省点としてありました。

 これからの実習作業は基本的には前に習った事の復習となりますので、前回の失敗を修正できるような実習として行きたいと思います。

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