職業訓練校16週目

71日目:建築設備基本作業(給排水配管)+社会

 木曜日から始まる夏休み(今年はオリンピック期間7/22~8/9が夏休み期間)前の最後の週となった今週は、実習は2日間かけて模擬家屋の給排水の配管作業となりました。この日は午後は社会ということで午前中の1時間半でクラス全員で作業分担しながら全体の配管の墨出しを行いました。

 午後は、前半一時間半を使って訓練校生全体への薬物に関する特別講義と、後半一時間半はオンライン授業の準備としてタブレットを用いてteamsの利用方法の実習がありました。

72日目:建築設備基本作業(給排水配管)

 夏休み前の実習は最終日のこの日は前日墨出しした給排水管の施工を各班に分かれて手分けしながら進めました。前回の課題作成とは、呼び径75Aのトイレ用の太い配管径を一部分用いることと、洗濯機パンのトラップの付け方が特殊(一部、現物にあわせながら配管勾配を確定させる)なことを除けば、内容的にはそう変わらない作業でしたので、いままでの復習を兼ねた訓練という色合いが濃かったようjに思います。

 そういった意味では、今週からの模擬家屋制作実習はこれまで訓練校で学んだ技能実習の総まとめ、総復習的な意味合いとなって参りますので、実際の現場に出てからも困らない様にこれまで以上に集中してしっかりと学んで行きたいと感じました。

73日目:マンションリフォーム技術+建築生産

 オリンピック開催期間に合わせた職業訓練校の夏休み前の最終日となりましたこの日は、午前中はマンションリフォーム技術、午後は新たな学科が始まり、建築生産の授業となりました。

 午前中のマンションリフォーム技術の講義は前回の続きでテキストに沿った内容でしたが、主にマンションの構造や壁の話が中心となりました。これまでは、「建築物」という大きなくくりの中で構造形式の話があったり、中の間仕切り壁の作り方の実習があったりしましたが、用途やビルディングタイプが異なれば採用される構造や作り方も変わってくるので、「マンション」に特化した解説でより理解が深まったのではないかと思います。(やはり、生徒さんの中には「マンション改修施工科」で習う内容が木造戸建てや鉄骨造の店舗でもそのまま当てはまると勘違いされている方も多く見受けられますので)

 午後の新たに始まった建築生産の学科ですが、主にマンションリフォームに関係する法規的な部分であったり、見積りや積算に関する講義となる様です。講師の先生も元職業訓練校卒業生で職業訓練校の講師とあわせて建築士や施工管理士の資格予備校や企業などでも講師を務められている大ベテランの先生でした。特に法規に関しては、自分が苦手だった確認申請関連の防火(耐火)関連の内容を分かりやすく整理して、背景も含めて解説して頂けたので(今更なんですが…)非常に為になりました。

(毎回、特に水曜日の学科の授業では特に強く感じますが、何十万円もお金を払って習う資格予備校以上の内容をこの「マンション改修施工科」では、逆に失業給付金を受給しながら教わることが出来る環境に感謝しております)

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