56日目:マンション改修施工作業(壁紙リフォーム)
久々に内装の先生による、1月生が作った模擬家屋の壁紙の貼り替え実習となりました。この実習は最近始めたようで、1日だけの実習でしたがこれまでの実習の中では一番実践に即した内容となりました。
特に模擬家屋にはエアコンや住設機器、照明やコンセント等もついており、そういった障害物をかわしながらクロスを貼る方法を学びました。
模擬家屋半面の1.8m×4.5mのスペースをクラスの半分(この日は5名)の人数で天井壁と張替えを行ったので、すべての作業を経験することは出来ないのですが、それでも施工の難しい箇所の処理の仕方を経験できたかと思います。
57日目:外装仕上げ基本作業(リフォーム塗装)
この日は前の日に貼り直した壁紙の上に塗装の実習となりました。塗装の実習はこの日で最後となるのですが、前回の2級技能士対策の実習とは変わり、模擬家屋のクロスの上への塗装となりましたので、養生の仕方やマスキングテープの貼り方から含めて実践的な実習内容となりました。
先生からの指摘(ダメ出し)は、天井塗装の塗りむらと入隅部分のダメ込みのラインの出し方が主でしたが、少しでもミスをすると塗り直しが大変になるので、一回できれいに仕上げなくてはいけない難しさを実感しました。
前日の壁紙の貼り替え同様、リフォームを想定した実習でしたので養生の大切さとあわせて様々な障害物がある上に狭いスペースできれいに仕上げる難しさを経験出来ました。
58日目:建築製図作業(CAD)
この日は終日CADの練習の日で、前回の続きのこれから製作する模擬家屋の展開図の作図となりました。CADの実習では、平面図、展開図と仕上げ表を作成し、次回で終了となります。
このCADの実習では、Jw-CADの基本的な操作方法と図面を効率的に描くための作図方法(CAD
オペレーター的な作図作業や図面のトレース方法)は学べるのですが、図面の読み方や書き方、記号の意味や一般的なルールまで教わる時間は取れないようなので、一から自分で図面が書けるようになりたい方はそのような職場環境に身を置かないとなかなかそうなるのは難しかとは思います。
59日目:マンション改修施工作業(排水転がし配管)
59日目のこの日は7月1日で7月生の入校式があった日となりました。実習の方は月曜日から実習の教室が変わった4階の空いているスペースを使って、排水の転がし配管の座学での講義と課題制作がありました。(排水転がし配管の方は2日半かけて行う予定となっております)
この日の実習は午前中いっぱいと午後の一部の時間を使って座学で排水に関する講義がありました。これまでも課題の制作に入る前に座学での講義の時間を取っておりましたが、半日以上の時間を使って講義を行うのは過去にはありませんでしたので、それだけマンション改修における排水管の重要性が高いとのことだと思います。
転がし配管の課題の方は2班に分かれて、1坪の構造用合板下地のスペースに3か所の排水位置から1か所の竪管を想定した排水をつなぎこむ配管を図面の寸法通りに制作するものとなっており、配管径や管の種類(本来VPのところを肉が薄いVUを使用)が実際とは異なるものの、この週の前半に行った壁紙の貼り替えや塗装の実習同様、実際のマンション専有部の改修現場を想定した課題となっております。
60日目:社会(就職面談+対面式)
この日の午前中は前回の就職面談の予備日(自習時間)と午後に前日に入校した7月生との対面式がありました。
就職面談の方は、ほとんどの方が前回終えておりましたので、PCが扱える部屋でCADの自習や履歴書、職務経歴書の作成を行っている人が多かったのですが、この日が履歴書の提出期限だったため朝一で提出している人には指導員の先生から添削された物が返却されました。(主に、誤字脱字や正式な表記となっているかのチェックでした)
午後は7月生との対面式でしたが、式と言っても自分たちが4月に行ったのと同様に、各自が2~3分程度の自己紹介を指導員の先生を含めて行っていく、という時間でした。
我々4月生は新しく入った7月生に対してのアドバイスも一言加えていたのですが、皆、異口同音に「実習のスピード(展開)が速いので、忘れない様になにかしらの記録を残すこと」とアドバイスしていたのが印象的でした。(このブログも正にそれが目的で書いております)
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